【開催日時】2023年11月24日（金）　日本時間15:00～16:30（シンガポール時間 14：00～15：30、シドニー時間17：00～18：30）

 

【開催方式】WEBセミナー

 

【対象】オーストラリアへの投資、Ｍ＆Ａ等を検討されている企業のご担当者様

 

【開催概要】

　オーストラリアは、資源大国であることに加え、近年の国を挙げた消費マーケット・地理的収益源の多様化などを求める動き、国内外の中規模のM&A取引が増加したことなどが影響し、過去20年以上連続で経済成長しており、世界的にビジネス環境ランキングも常に上位に位置しています。また、成人1人あたりの資産も高水準で上位中間層の比率も高いために消費が活発であり、今後の人口増加への期待も高く、消費者人口増加による需要の高まりに期待が集まっている状況であり、今後も、オーストラリアでのM&Aの市場規模は拡大を続けることが予想されており、日本企業によるオーストラリア投資、M&Aも大幅に増加しています。

　本ウェビナーでは、オーストラリアの投資・M&Aに係る外資規制、競争法、その他関連法（会社法、労働法）、ストラクチャリング、法務デューディリジェンスおよび契約実務、財務・税務デューディリジェンスおよび買収後のPMIについて、最新の事例紹介を交えながら、One Asia Lawyers Groupのオーストラリア法弁護士及びFair Consulting Groupのオーストラリア国公認会計士が日本語にて解説します。特に、法理論だけにとどまらず、現場においてどのような商習慣があるのか、オーストラリアで実際に多く見られるストラクチャリング、特徴的な契約条件など、実務的な関連を多く含む内容となっております。

 

【タイムスケジュール】

１：外資規制の基礎情報
２：M&Aの特徴・ストラクチャリング
３：法務・労務DDの特徴
　　財務・税務DD及びPMIのポイント
４：契約の留意点
５：マージャーコントロール
６：Q&Aセッション

【講師紹介】

 One Asia Lawyers Group

加藤美紀氏（オーストラリア法弁護士）
豪州の法曹資格を保有。オーストラリア、日本及びシンガポールに駐在しグローバルに事業を展開する日系企業の法務全般を経験。
One Asia Lawyersでは、主にオーストラリア、ニュージーランド及びシンガポールの企業法務全般について、契約書作成・審査、法令リサーチ、M&Aにおける法務監査・契約交渉サポート等の業務を行う。

Reuben Cher氏（オーストラリア法弁護士）
英国およびオーストラリアの一流国際法律事務所で企業法務の経験を積み、未公開企業および上場企業の社内弁護士としての業務経験も有する。
また、アジア、オーストラリア、その他のコモン・ローの法域において、エネルギー、インフラ、防衛分野などの多国籍企業のコンサルタントを務めた経験を有する。
One Asia Lawyers Group・弁護士法人One Asiaに参画後は、エネルギー・インフラ関係の案件について、現地有資格者のサポート業務を行っている。

 フェアコンサルティングオーストラリア

讃岐修治（オーストラリア国公認会計士）
外資系衛生商品メーカーにてセールスマネージャーとして営業に従事した後、オーストラリアにてMBAを取得し、日系の独立系会計事務所にて日本企業の現地法人の立上げ、会計システムの導入、月次・年度末決算・連結決算サポート、各種税務アドバイス、内部監査等の業務を経験した。
その後、ベトナムにてM&A、財務・税務デューデリジェンス、株価算定、移転価格文書化、国際課税等の業務に携わり、営業・会計事務所や海外在住の経験を活かし日々全力で業務に取り組んでいる。

鳥居裕司（日本国公認会計士/米国公認会計士　オーストラリア国・ニュージーランド国勅許会計士）
新日本監査法人にて多様な業種の法定監査、内部統制導入支援等に従事。その後、国内大手上場保険会社の経理部門にて、IFRS連結財務諸表の作成、連結月次予算実績管理、持株会社化対応などを経験した他、ニューヨーク駐在中は会計・税務担当として子会社管理や現地最新情報の調査に従事。
フェアコンサルティングでは、監査法人・事業会社双方での経験を活かし、クライアント視点での適切なソリューションを提供している。